ブレインチップ、単に認識するだけでなく、理解し、応答するエッジAI、「セコラ」をローンチ
セコラは、ブレインチップの実績豊かな超低消費電力・常時稼働型センシングの優位性を、生成AIへと拡大する
カリフォルニア州ラグーナヒルズ発 , Oct. 14, 2026 (GLOBE NEWSWIRE) -- 超低消費電力、完全デジタル、ならびにイベント駆動型のニューロモーフィックAIにおける世界的なリーダーであるブレインチップ・ホールディングス (BrainChip Holdings Ltd) (ASX: BRN, OTCQX: BRCHF, ADR: BCHPY) は本日、大規模言語モデル (LLM) を含む生成AIを、バッテリー駆動のエッジデバイス上で直接実行するプロセッサIPコアであるブレインチップ・セコラ・コアIP (BrainChip Sequora™ Core IP) を発表した。
ブレインチップのエッジAIロードマップにおける次段階であるセコラは、同社のアキダ (Akida™) プラットフォームの長所を基盤としている。その効率性はモデル構造に由来し、状態空間の設計により、データストリームや会話がどれほど長く続いても、メモリ使用量は一定に保たれる。その結果、セコラは数百万パラメータのモデルから、最大30億パラメータのモデルまでスケーリングが可能である。かつては信号を認識することしかできなかったデバイスが、今では、顧客がブレインチップに期待する消費電力レベルで、理解し、説明し、応答できるようになっている。
フォーワードエッジASIC (ForwardEdge ASIC) の最高経営責任者であるフランク・フェランテ (Frank Ferrante) は次のように述べている。「当社の商業分野および航空宇宙・防衛分野のお客さまは、混雑した環境や競合の激しい環境において、サイズ、重量、消費電力のフットプリントを最小限に抑えつつ、リアルタイムの処理と意思決定を行う次世代エッジシステムの多くにAIを組み込んでいます。セコラは、生成AIを低消費電力のIPコアに組み込んでおり、当社が開発するカスタムシリコンの多くの要件を満たしています。これにより、ミッションクリティカルなエッジASICにオンデバイス・インテリジェンスを追加する道が開かれます。」
セコラの機能
セコラは、イヤホンやセンサーノードなどのバッテリー駆動デバイスにおいて、生成AIの導入を阻んできたメモリと電力のボトルネックを解消する。アキダは、振動、音声、レーダー、生の無線周波数 (RF) IQデータ、生体信号といったストリーミングセンサーデータを処理し、セコラは、デバイス上のLLM、音声対音声の対話、AIエージェントを含む生成AIおよび逐次AIを実行し、アキダと組み合わせることで、2つのワークロードを1つのソリューションに統合する。
民生用音声・ウェアラブル機器から、航空宇宙・防衛、自動車・産業用レーダー、産業用IoT、医療・生体医療機器に至るまで、各市場では同一のプロダクトで、従来の推論と生成推論の両方が必要とされている。
エッジAI (edgeAI Inc.) のCEOであるジェイ・キム (Jay Kim) は次のように述べている。「エッジでは、公共料金メーターからモビリティシステムに至るまで、日常のインフラにおいてAIが有用となります。ブレインチップは早い段階から、エッジでの勝敗は効率性で決まると見抜いていました。現在、同社はその同じ考え方を生成AIに応用し、小型のバッテリーで動作するデバイスに言語処理能力と推論能力をもたらしています。」
セコラが取り組んでいる主な課題:
- 生成モデルは、メモリ帯域幅の制約で処理が停滞する
- 会話 (コンテキストウィンドウ) とそのキャッシュが拡大するにつれて、単語あたりのコストが上がる
- メモリトラフィックが、バッテリー駆動時のモデルサイズを制限する
- 自動車、医療、航空電子機器の認証において、実行時のブランチングを予測可能にする
- デバイス上のクエリごとのレイテンシとプライバシー
1つのデバイス、1つのバッテリーで、センシングと生成AIが共存
ブレインチップの最高経営責任者であるショーン・ヘイハー (Sean Hehir) は次のように述べている。「お客さまが求めているのは、単なる信号分類器や言語モデルだけではありません。お客さまは、同じ製品、同じバッテリー上で、その両方を求めているのです。アキダとセコラの組み合わせは、まさにそれを実現します。」
セコラは、データをデバイス外に送信することなく生成型および逐次型AIを実行するため、データとAIモデルの主権を維持しつつ、サイズ、重量、消費電力を最小限に抑えるという、市場で高まりつつある優先事項に対応している。
入手性
セコラは現在、ライセンス供与可能な半導体IPとして提供されている。顧客は、この設計を自社のシステムオンチップ (SoC) に組み込み、任意のファウンドリーおよびプロセスノードで製造することができる。プロセスポータビリティがあり、完全に合成可能なレジスタ転送レベル (RTL) コードとして提供されるセコラのパッケージには、検証用IPとテストベンチ、合成スクリプトとタイミング制約、ならびに静的グラフコンパイラ、C++ランタイムライブラリ、およびモデルズーを備えたSDKが含まれている。
ブレインチップ・ホールディングスについて
ブレインチップは、エッジAIのオンチップ処理および学習分野における世界的なリーダーである。初めて市場に投入された同社の完全デジタルでイベント駆動型AIプロセッサであるアキダ (Akida™) は、ニューロモーフィック原理を用いて、取得時点で必須のセンサー入力のみを分析し、比類のない効率、精度、および省エネルギー性でデータを処理する。ブレインチップのセコラ (Sequora™) は、状態空間アーキテクチャを採用した生成AI (GenAI) やその他の大規模モデル向けの、優れた効率性を備えたデジタルAIプロセッサである。ブレインチップの技術は、航空宇宙、防衛、産業用IoT、ヘルスケア、民生用デバイス、ウェアラブル機器など、幅広い業界で導入されている。詳細はwww.brainchip.comを参照。
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